2011/03/14 生存報告
- ☆遅くなりましたが
うちは神奈川なので、被害は少ないですが、一応、生存報告。
地震発生時は会社で、他の人と話している所でした。
最初は、2ちゃんのコピペがごとく、「あー、ゆれてますねー。で、ここんとこの異常系の処理なんですが…」と話を続けてたんですが、揺れが収まらない上、どんどん揺れが大きくなって、皆、さすがにヤバイ、と感じで机の下に潜りましたよ。
訓練以外で、机の下に潜ったのは生まれて初めてでしたわ…。
ビルの10階ってこともあったけど、キャスターつきの椅子や引き出しが踊りなくって、ロッカーや壁際の書架も倒れたり。
それでも揺れが収まったらとりあえず倒れたものを戻したりとかしてたけど、パラパラと帰る人も。
で、とりあえず一息ついたかな?と思ったら再度さっきと同じくらいの大きな揺れが。
さっき戻したばかりのロッカーも早速倒れたり。揺れが収まってからは、残った周りの人とは、今日はもう帰りましょう、ということになり、再度倒れたらまずそうなものをあらかじめ倒しておくなどして、15:30退社。
階段で降りていくと、意外と下のほうの階では階段室のカベが割れて落ちてたりとか建物にも被害が見られた。
とりあえず家への連絡…と思ったけど、DoCoMo だとメールも繋がらない。電車の様子をみて、状況によっては近くの避難所で待っていようかと思って駅にいってみる。まぁやっぱり復旧の見込みなし、ということで電車は早々にあきらめる。
再度家に連絡しようとするが、やっぱり繋がらない。mp3 プレーヤーにしか使ってない iPhone 4 で通話を試みるとあっさり繋がった。こういうとき、ユーザーが少ないキャリアは有利といえるのか…。DoCoMo は駅の近くとか人の多い場所だと無理だけど、ちょっと離れれば大丈夫みたいだったけど。
その後は、最悪全部歩いていけるようにと国道沿いを歩いて、途中でバスに乗って(歩いた方が早いくらいの渋滞だったけど)、あとはJRの駅をバスで一駅づつ乗り継いで行けるとこまでいって、最後2駅分は再度徒歩でなんとか自宅に。
今回思ったのは、
- 携帯は複数キャリア持っててよかった。
- 職場から家までの緊急時のルートは調べておいたほうがよい。掛かる時間も。
かな。
携帯を複数キャリア持つのは普通の人には現実的じゃないけど、繋がりにくいときは人が密集してる地域から離れたほうがいいのかも。たぶん。都内とかじゃ無理だろうけど…。
職場からの帰宅ルートに関しては、うちまでは国道に沿っていけばたどり着くってわかってたからよかったけど。とはいえ何時間かかるかわからんかったから、google map で調べてみたら、30km弱で6時間弱。全部歩くのはちょっとつらいけど、できないほどではない…か。
あとは、避難場所、かな。津波はほんと、すごい威力だってのを思い知らされた。うちも海からは1km ちょいくらいなので、いざって時のために。(と、いいつつ、家の地域でも大津波警報がでていても避難はしていないのですが…。)市のホームページの避難場所を見てみても、地理的にしょうがないんですが、うちから一番近い避難場所は道一本隔てて海…。この避難場所はどんなときに行くべきなのだろう…。駅から海側は高いところもないから、せいぜい駅ビルに登るくらいなのかな…。
今回もそうだけど、最近、JRはわりとだめならだめ、と判断するのが早くなっている気がする。これは自分的にはいい方向だと思ってます。以前はわりと、「復旧のめどが立っていません」を延々と続けた挙句、急に「今から動きます。」「やっぱ今日無理」とかいったりしてたので。
でも、シャッターをばしっとしめてある駅の様子と、なんだかんだで人が集まってくる様子をみると、駅で公共の情報提供とかやってくれんかなぁ?とかとも思う。各種警報とか、避難場所とか、帰れない人のための宿泊場所とか。放送とかだとその場限りで、情報が残らなくなっちゃうんだよねぇ。最低限紙を張るとか、ホワイトボードに書いてあるだけでもいいんだけど。ま、問題はその情報管理を誰がするかってことか。JRがやるってわけにもいかんからやるなら役所でやるのかなぁ。うーん。
過去の日記を読んでみたいという気の毒な方は以下を。
|